知られざるトレーニングメソッド
みんなと同じトレーニング
やってても、
パフォーマンス的に他から
抜きん出ることって
なかなかできないでしょ？
トップアスリートともなれば
何かしら他と違う独特な
トレーニング方法を
自覚ある無しにかかわらず
実践してるはず。
特注のマシンで特定の部位を
刺激したり、
マスコミ賑わすようなけったいな
独特な体操してたりする。
先日、ゴルフやってる女性が、
カラダのどこを鍛えたらいいか
をコーチにたずねたところ、
脇・背中あたりを示した
とかで、その部分の鍛え方を
私に教えてほしいって。
よくわからないけど、
広背筋を指してるようなので
筋トレ教えてあげた。
う～ん、でも、そこ鍛えて
ゴルフが上達するなら
ムササビかよ！ってぐらい
背中広げたもん勝ちになるじゃない。
よくある落とし穴だ。
テレビで◯◯食べたら痩せる
ってやったらスーパーの棚が
空っぽになる現象と似てる。
極端にはしる。
筋トレをガンガンやって
身体能力が上がるなら、
ボディビルダーなんて
何やっても金メダル
獲れるやんね。
でもそうじゃないことぐらい
誰にでもわかる。
筋肉つける前に、
大きくする前に、
まずは思い通りに動かせる
必要がある。
動きの中で、自分の左右の手が
それぞれ空間のどこにあるのか、
爪先はどっち向いてるのか
ってことがわかる必要がある。
当然、重心の位置も。
コントロールだ。
私はタイチ（太極拳）という
トレーニングメソッドで
長年コントロールの訓練をした。
ゆっくり丁寧にカラダを使うことを
徹底して、それを早くおこなっても
細かなカラダ使いは寸分違わない。
だから、早いとか遅いとかっていう
観念もなくなってくる。
踊りだと誤解されることが多い
タイチだけど、実は身体能力が
ガツン！と上がるんだよ。
極めて優れてるのに
ずいぶん誤解されてる
トレーニングなんだね～。
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