太極拳とスロトレ

メモが出てきたので公開します。

なに見てメモったか忘れたけど、

東京大学大学院教授の石井直方先生の「スロトレ」の解説で間違いないと思います。

「スロトレ」部分を「太極拳」に置き換えて理解してもいいと思います。

スロトレは、運動の間、筋肉の緊張を保ったままにすることがポイント。

収縮した筋肉の圧力で血流が制限（血流をわざと悪い状態にする）され続けると、実際にかけた負荷以上に、より高い効果が得られる。（加圧トレーニングと同じ考え方）

筋肉内の血流を制限し続けると、乳酸が大量にたまり、「激しい運動をした」とカラダは思い込み、その信号が脳に送られると、筋肉を修復しようと成長ホルモンの分泌が活発になる。

スロトレでは通常の方法より成長ホルモン（筋肉の強化や脂肪分解などを促進するホルモン）の分泌が活発になり、軽い負荷でも重い負荷で行なったときと同程度の効果が得られる。

スロトレのメリットは、関節を痛めにくい、脳や心臓に負担がかかりにくいこと。

スロトレを利用してダイエットをしたい人は、スロトレと有酸素運動（ウォーキングなど）を組み合わせると効果的。スロトレで分泌された成長ホルモンの効果で脂肪分解が進み、その後、有酸素運動に移った際に脂肪燃焼効果が大きくなる。


ついでに『jane,』2010年夏号（マガジンハウス）に特集、掲載された太極拳についての記事を以下に紹介します。


『jane,』2010年夏号（マガジンハウス）

『スロトレとの関連を石井直方先生に聞く

「正直、太極拳は運動生理学的な研究がしにくい分野です」

と石井先生。カラダの動きだけでなく“気”や思想的なものが重視されるため、たとえば「気の流れ」を血液やリンパの流れなど、科学的な言葉に単純に置き換えることが難しいのだという。

「ただ、400年以上の歴史があるということ自体、効果があることを実証しています。たとえばこんな研究データも」

見せてくれたのが、太極拳の動きの最中にとった筋電図（筋肉の収縮活動を記録したもの）。太極拳の動きの最中、太ももの筋肉やすねの筋肉が細かい活動をずっと続けている。

「これは、力を抜かずにゆっくりと行う筋トレ、スロトレとすごく共通した動き。インパクトが低くてカラダへの負担が少ない一方で、筋肉がずっと活動しているというのが共通点。とくに下半身の筋肉強化に効果が期待できます」

腰を落として軸をまっすぐ保つためには、背骨と骨盤をつなぐ大腰筋が働いていることも考えられる。とくに片足で立つ動作は、大腰筋が稼働していないととてもできない動きなのだとか。

「そういう意味では、太極拳は骨盤のコンディショニングそのものといっていいでしょう。また、おヘソの奥の丹田に相当する場所には、まさに大腰筋の根元があります。ここを意識してカラダを動かすことで、しっかりカラダの軸ができると考えられますね」

太極拳の歴史の長さには、やはり確かな理由がありました。』


３０代女性
１年前に使い痛めた肘。整形外科や接骨院に通ってもなかなか治りきらずにいたのですが、週１回の太極拳をはじめ約２ヶ月、いつの間にか肘の痛みが気にならなくなりました。又、『太極拳＝お年寄の体操』というイメージだったのですが、レッスンの中で１つ１つの動きの意味を学び、護身術として使える！と喜んで参加しています。


お知らせ
今月の練習会は１２日（土）と２６日（土）です。時間は１４時から１６時半まで。会場など詳細はメールでお知らせしています。
kod408＠gmail.com


セイウン
・イオンスポーツクラブインストラクター
・スポーツクラブＮＡＳインストラクター
・マックスポーツクラブインストラクター
・加西市市民講座講師
・姫路市あすなろ教室登録講師
・コープカルチャー講師
・他、姫路市内外１１教室運営
　（広畑・飾西・太子・福崎・飾磨・田寺・花北・英賀保など）